以前から美容サロンにはさまざまな店内POP広告があります。
POP広告とは、サロン情報や取扱商品の紹介・キャンペーン情報などをスタッフに代わって説明してくれる広告媒体の一つです。
各サロンが自然と利用している必要なツールになっています。
今回はPOP広告の説明から、注目される店内POP広告の制作方法まで説明していきたいと思います。
サロンが多用しているPOP広告とは?
そもそもPOP広告とは紙を使った広告媒体のツールの1つになっています。
商品説明や価格、またはキャンペーンの告知をイラストなどを入れながら分かりやすい内容で簡単に伝える事のできる店舗スタッフの一員です。
そして、サロンがよく掲載しているPOP広告は「商品名や商品説明」「注目を集めやすいワード」「内容に合わせたイラスト」などの「今」を伝えたい宣伝広告になっています。
各サロンの店内の雰囲気をコントロールする力もあり、商品の売上やおすすめメニューへの促進にもつながり、サロンの売上全体を左右する力になっています。
好ましいPOP広告の配置や設置場所
①入り口から店内を覗いた時に見える位置
種類:お客様が店内に入る前に店内を見た時に印象として認識するPOP広告
・説明や文字などではなくイラストなどのインパクトをあたえられる広告にする。
位置:来店時の状態で見た時に目に入ってくる位置
☆店内の雰囲気を伝えるためのサロンとして最初の情報発信になる
②セット面の鏡横
種類:すべてのお客様に伝えたいPOP広告
・説明文というよりは内容を端的で分かりやすくした広告にする。
位置:お客様が席に座った時の目線にしっかり入る位置
☆何度目線に入っても嫌にならない自然な距離感が大事
③セット面のテーブル
種類:お客様にサロンの「今」を伝えるPOP広告
・分かりやすい内容の説明文で、オススメ商品であったりキャンペーン情報・サロンの情報を広告にする。
・箇条書きで載せてあえてスタッフが補足事項を説明する広告でもOK。
位置:テーブルの上にパウチ形式で置く、またはファイルにまとめて雑誌のように読みやすくするなどがあります
☆お客様とサロンが統一した認識でいれるお得情報になる
④商品などの展示場所
種類:展示商品そのものを説明する広告
・価格表記やキャッチーな言葉をそえる広告
位置:商品の設置してある棚などに貼る・小さいPOPを商品の前に並べるなど
☆明確なオススメ情報になる
POP広告の制作においての注意点
お客様は広告内容を見て自ら得た情報に対してイメージして納得はすると思いますが、満足するわけではございません。
お客様が目でPOP広告を見た時にどれだけイメージさせる事ができるか
掲載している広告から魅力的かつ興味をいだかせる事ができるか
そして、お客様が視覚で得た情報に対してスタッフが説明をすることも重要にはなります。
『POP制作についての注意点をご紹介』
1.商品名やイラストを大きく書きすぎていませんか?
注目はされると思いますが、特徴であったり情報が少なくなってしまい、絵のような存在になりがちです。
2.アピールするがゆえに文字をたくさん書いていませんか?
文字を多く書くことは悪いことではありませんが、見づらく、読むことをさけられてしまう原因にもなります。
しかし商品などに最初から興味があるお客様には読んでいただけるとは思います。
3.文字の色や線などが細くなっていませんか?
可愛いくペンなどでキレイに書いているのに薄い色や線が細いと「読もう」というより「読まなきゃ」に変わってしまいます。
お客様が掲載内容を理解する前に疲れてしまいます。
文字などは離れた場所からでも読めるように色の濃さや線の太さも理解しましょう。
※POP広告を制作する時は近づきすぎないように何度か離れて文字やイラストのバランスをみることもおすすめです。
QRコードでWebへの誘導導線を作る
POP広告を作成するにあたってQRコードを添付することもオススメします。
掲載している広告内容によってQRコードを載せる事によりお客様自らデータとして管理してもらえます。
例えば、商品に関するPOP広告であれば、QRコードを添付する事によってサロンがおすすめしている商品だけではなく、関連した商品などの情報をWEBサイトでもっと伝える事ができます。
サロンについての広告であれば、QRコードを添付する事によってサロンの今後のキャンペーンやスタッフ情報などをより細かく伝える事もできます。
また、サロンの概要や商品の概要などをQRコードで載せる事で信頼や安心感をあたえることにもつながります。
美容室オーナーが知っておきたい!目を引く店舗内POP広告の制作方法まとめ
サロンにおけるPOP広告についてお話してきましたが、POP広告というのはすべての入り口になり、すごく意味があるツールになります。
道を歩いている時に見る広告は自分で足を止めて興味をもたなくてはいけません。しかし、サロンではすでに足を止めていただいていて、お客様に広告を見ていただくだけで準備がすでに整っている状態です。
高速道路に広告が無いように、流れがある所にPOP広告を打ち出しても意味がありません。
人が必ず立ち止まる所に色んな答えがあると思いますので、答えを活かせるようにして行く事が大事だと思います。