コロナで売り上げが落ちた美容室必見!コロナ禍の売り上げアップ施術

コロナで売り上げが落ちた美容室必見!コロナ禍の売り上げアップ施術

 

現在の状況でお客様の集客または売り上げはどのよう伸びていますか?
またはどのようにお客様の集客や売り上げが下がっていますか?
そして、コロナ禍でおこなわなくてはいけない対策や自分のサロンの現状をどこまで理解し、把握していますか?

今回はサロンオーナーと現場スタッフさんのそれぞれの考え方や行動を理解していく事と、
コロナ禍でも売り上げを上げる方法をお伝えできたらと思います。

 

サロンオーナーの考え方や行動

 

サロンの経営者であればコロナ禍で頭を悩ませている事は多いと思いますし、スタッフ以上に不安はあると思います。
しかし、経営を始めた時から不安は消える事はずっとないはずです。

「お客様の来店状況や来店サイクル、スタッフのモチベーション、離職や求人、売り上げ」など挙げればきりがありません。

しかし、上記に挙げた内容は今までもこれからも続く内容ですので考える事は過去と現在どちらも同じです。
そして、コロナ禍になり過去のデータと見比べすぎてはいませんか?

過去のデータはあくまでも現在までのサロン運営での長所と短所を表しているにすぎません。

今回のコロナ禍では過去のデータではなく、現在の状況で何ができるか、何をしなければいけないかという『未来』を考えなくてはいけません。

なので、事前に季節や時期に合わせたクーポンを考えるのも良いのですが、現在のサロンオーナーに必要な事は世の中の人の行動や思うことにどれだけ自分が置き換えられるかだと思います。

 

スタッフの考え方や行動

 

コロナ禍でスタッフが自ら考えている事は少ないですが、考えなくてはいけない事は多いです!
スタッフの考えている事は毎日の衛生状況や、お給料や休日、いつ終わるかわからないコロナでのモチベーション維持が大半を占めると思います。

そこまでお給料も下がらなければ問題ないと考えている人も多いと思いますし、休みへの充実を考える人も多いと思います。

つまり現状維持という言葉が合うということです。
ですが、スタッフも経営的感覚を持たなければならない状況になってきています。

「売り上げが上がらない、顧客満足度が下がる、再来客が減る、来店周期が長くなる」などを考えると、お客様の居場所が無くなる前にスタッフに居場所がなくなるという事が大きくなります。

目の前のお客様に技術提供をして力を注ぐ事はもちろん大事になりますが、いかにお客様に再来していただき、来店周期を短くする事や来店周期をキープする事を考えなくてはいけないのかが、今後2.3ヶ月ごとに実感してくると思います。

しかし、いきなり売り上げの事や数字の話を聞いても正直わからない事だらけで危機感などを感じる事もできないと思います。

 

今でも間に合う具体的な施術方法

 

「コロナ禍でお客様が新しいサロンに行こうと考える人がどれだけ多いと思いますか?」「割引やお得クーポンを打ち出して心が動く人がどれだけ多いと思いますか?」

『「サロンオーナーの考え方や行動』でお伝えしたように置き換えて考えてみると、

「いつも通っていたサロンに行くのをやめてまで冒険したい」とは思はない人が多いと思います。なぜならお客様自身が、通っているサロンの情報を把握できている事に安心しているからです。

人が不安や大変に感じている時は自分の中の情報でしか行動ができなくなりますので、変化を嫌う傾向にあります。
また、割引やクーポンも同じです。

掲載や表記する事がダメなわけではないのですが、通常の価格帯に戻した時に金額の差を感じてしまうと思います。つまり今後の値段を上げづらくなり再来にもひびくと考えられます。

クーポンを掲載するにしても、ヘッドスパやトリートメントなどの『癒し』を取り入れたセットメニューをつくり、料金をセット価格プライスにしたうえで、1客単価を下げないクーポンにしていく事をオススメします。

コロナ禍で求めるモノは『癒し』という考え方も増えていますので、美容室で癒される場所は、カットでもカラーでもパーマでもありません!シャンプー台での頭皮への施術が一番の『癒し』になっていると思います。

ですので、上記のことをふまえて具体的な施術方法としてオーナーが考える事は、新規顧客の事ではなくて既存の顧客の事であり、既存の顧客に向けたアプローチをする事が最も大事になります。

コロナ禍ではお客様を増やす作業よりも減らさない作業に力を注ぐ事が売り上げを下げずにいられる行動だと思います。

そしてスタッフさんが考える具体的な施術方法としては、新規顧客のお客様が動きにくい状況になっていますので、既存のお客様に時間を使い向き合う期間なのかもしれません。

取り組むべき事としては、既存指名のお客様との場合は、距離感を見直して提案方法や過去と現在の髪の変化を再認識しましょう。

既存指名のお客様とは『馴れ』が先行して会話の大半をプライベート話しが占めるスタッフさんが多いはずです。プライベート話しはほどほどに髪に向き合いましょう。

既存で指名無し予約のお客様との場合は、お店の雰囲気や家からの距離などを気に入って来店いただいてる事が多いので技術メニューでのプラス提案を心がけましょう。

スタイリストを定めない事にはお客様それぞれの理由があると思いますが、指名されていない事でスタッフそれぞれが施術や提案の仕方にも差がでてきているような気がします。

既存で指名無しのお客様には技術(メニュー)の追加を促すようにしましょう。

追加メニューというのも、いつも通りになりがちなお客様に新たな変化を伝えられる事になります。
『ココ』に来ている理由を明確にさせてあげる事が次回への一歩になります。

「理由なき来店→意志での来店」に変える事で「あなた(お客様)を思って伝えていました」という意志を伝えられた事になると思います。

 

コロナで売り上げが落ちた美容室必見!コロナ禍の売り上げアップ施術まとめ

 

コロナ禍の売り上げをあげるというのは取り組むべき事が多いと思います。
しかし、オーナーの考えとスタッフさんの考えを共有することで、組織としても個人としても成長が格段に上がります!

オーナーとスタッフさんとの意見交換や向かうべき場所を明確に話し合う良い機会がコロナ禍で改めて与えられてるのではないかと思います。

  • 木村雅史(Masashi Kimura)
    木村雅史(Masashi Kimura)

    株式会社mkyou57 代表取締役CEO 千葉県柏市にて美容室を経営。 離職率低下や顧客のリピーター化の独自メソッドを開発。 店舗内の思いのベクトルを統一することが、成功の鍵!

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